【十二ヶ岳】-山梨百名山63-
アスレチックな急登&鎖場を超えて待っていたのは西湖と富士の絶景!

<コース(ピストン)>
十二ヶ岳 文化洞TN登山口駐車場(915m)~毛無山(1500m)~十二ヶ岳(1683m)
体力度★★☆☆☆
技術度★★★☆☆
登山日:2022.2.24
※毛無山を経由せず、湖北ビューラインのいずみの湯付近からの登山口から登った方が行程は短いようです
<ルートはこちら>

© OpenStreetMap contributors

<駐車場MAPはこちら>

十二ヶ岳 文化洞TN(トンネル)登山口駐車場に車を止めて登山開始!

駐車場には登山道のマップあり。案内だとトンネルを通って登山口まで行くようですが、駐車場からすぐ北に歩いて行った方が近道なので案内とは別ルートで進みます。

2枚目、V字にまがり登山道へ。一応ピンクのテープがあるものの、うっかり見落としてしまいそうです。

道沿いには戦没者の慰霊碑、それを超えると分岐点。案内板がありませんが、まっすぐ進むとトンネル側の登山口に下ってしまうので矢印の方へ登っていきます。

まずは毛無山を目指してテクテクと…
他登山者様のトレースがあるのがありがたい!
直近で降った雪はまだ解けておらず、雪が凍結している部分もあります。スパイクorアイゼンは必須ですね。

駐車場から約1時間半で毛無山へ到着~!
冬季限定でかわいい雪だるまさんがお出迎えです!
夏季なら手軽に登れて景色も中々良い。百名山入り希望。

さて、小休止したら目的の十二ヶ岳を目指します!数キロ先、らしき頂を捉えました。

おや、少し進むと「一ヶ岳」なる表札が。
「十二ヶ岳」の名前から察するにこれから11のピークを越えた行く仕様なのですね。
予想されるアップダウンの多さに少しため息…。
こんな時「オラわくわくすっぞ!」と某戦闘民族の如きポジティブ思考登山者でありたいものです。

予想通り2、3、4、5ヶ岳と大小のアップダウンを経て着々と頂上を目指します。

四~五ヶ岳間では、丁度河口湖と西湖の間から富士山が望めます。両湖の間にあるのは足和田山でしょうか?
上から湖を眺めると、大きな水たまりみたいです。

道中、傾斜のきついロープ&くさり場が結構あります。
百名山手帳では技術度難易度C(A~E)となっているのも納得。

ついに十一ヶ岳。あともう一降り&登りで頂上です。写真の露出設定狂ってました…すみません。

眼前には十二ヶ岳の頂が。なんか傾斜がきつそうだなぁ…。

ラストの登りの前にめっちゃ傾斜のきつい降り。レスキュー隊の降下訓練さながら外側に背を向けて降りていきます。

途中ロープごと凍結してる箇所も…うっひゃー。
雪山用の足装備じゃないと、最悪降れても登ってこれない可能性があるので、冬季はアイゼンorスパイクなしで来ちゃダメなところですね。

降り終わった鞍部分には、金属製の吊り橋。ワクワクポイント+1ですね!
結構ギシギシと揺れます。絶対一人ずつ渡りましょう。

最後の登り、なかなかの傾斜です。そして長さもある。こりゃワクワクポイント+5ですが、気を引き締め”山の呼吸”を整えて参ります。帰りはここを降らないといけない('_’)

あとちょっとで十二ヶ岳!

着きました~!
毛無山から1時間50分かけて到着!ガイド本のコースタイムだと1時間20分なので、やっぱ雪道だと時間かかりますね。

眼前には、西湖・足和田山・富士山の絶景!雪化粧が美しい。
西湖周辺も穏やかな自然が広がっていて癒されます。

富士山の西に樹海が広がっています。手つかずの雄大な自然を堪能できました。

今日の山ごはんは和のテイストで。山で食うカップ麺は倍旨し。

奥には節刀ヶ岳に続く道がありますが、トレースがなく道が不明瞭、雪も深くなっていたためすぐ引き返しました。また雪が溶けたら訪れたい。
<コースタイム>
十二ヶ岳 文化洞TN登山口駐車場~90分~毛無山~110分~十二ヶ岳(1683m) ~130分~文化洞TN登山口駐車場